灯篭流し 東吉野村
東吉野村で8月16日に灯篭流しが開催された。
この日は、盆踊り、花火大会と夏にふさわしい行事もあり、普段は静かな村も少し活気が戻ったようだ。
灯篭が静かに流れ、遠くへと闇の中を遠ざかる。
闇から闇へとローソクの明かりは、たゆたう。
闇と光りの間にはなにがあるのだろうか。

田舎で暮らすと、光りよりも闇が多いことに気づく。
だから闇の中にある光りは一層愛おしい。
光りを川に流す。 光りが川を流れる。

夏の行事を締めくくる花火が上がる。
そらに輝く光も静かに闇に消えていく。
moon:19.7更待月東吉野村で8月16日に灯篭流しが開催された。
この日は、盆踊り、花火大会と夏にふさわしい行事もあり、普段は静かな村も少し活気が戻ったようだ。
灯篭が静かに流れ、遠くへと闇の中を遠ざかる。
闇から闇へとローソクの明かりは、たゆたう。
闇と光りの間にはなにがあるのだろうか。

田舎で暮らすと、光りよりも闇が多いことに気づく。
だから闇の中にある光りは一層愛おしい。
光りを川に流す。 光りが川を流れる。

夏の行事を締めくくる花火が上がる。
そらに輝く光も静かに闇に消えていく。
moon:21.0二十二日月整備途中のMTBに乗って、久しぶりにツーリングへ。
と言っても近場の高取城跡へ。

10年以上乗っていないと「自転車を操縦する」ことを既に忘れいている。変速機の使い方から、ブレーキのかけ方まで。
少しの上り坂ですぐに足がだるくなる。呼吸が荒くなり、心拍数が上がる。
ギヤーを軽く、呼吸と脚力に合うようにシフトする。
ゆっくりと感覚が戻ってくる。
ペダリングが一定し呼吸が安定してくる。

緩やかな登りが続く。木立に囲まれたシングルロードは吹く風も心地よい。
風と呼吸とペダリング以外何も感じない。
汗が流れる。
久しぶりにすがすがしい時間だ。
近場にこんな良い場所があるなんて。
昔から自転車が好きでよくツーリングに出掛けた。
自転車でなければ見つけることの出来ない風景。
感じることの出来ない風がある。
知ることの出来ない峠がある。
味わうことの出来ない疲れがある。
1時間30分ほどのショートツーリング。
でもこの満足感は大きい。
これからゆっくりと自転車と付き合っていこう。
汗だくの身体で家に帰ると「何か良いことをした」という感覚が身体に残っている。
疲れているはずなのに、顔も少し元気が良い。
仕事をしていると「何か良いことをした」というよりも「仕事をした」という感覚が強い。
当たり前のようだけれど、いつも「何か良いことをした」という感覚を持つようにしたい。
無理をしなければ、そう無理をしなければ「何か良いこと」が出来るのだろう。
moon:7.0弓張月(上弦)アジアで最初にノーベル賞をもらったのは、詩人タゴールだ。
私は、アジアで最初のノーベル賞が詩集に対して与えられたことが凄く嬉しい。
西洋が渇望するアジアとは、経済や物理などの物質的な発展ではなく、精神的指導としてのアジアではなかったのかなと思う。
タゴール・ソングは、この詩人自らが自分の詩に曲を付けたもので、私が聴いたのは、シャルミラ・ロイが歌っているCDだ。
意思の強さにしなやかさを合わせ持つ歌声は、説得力があり、訳詞と合わせて聴くと、タゴールの思いがいっそ伝わってくる。
タゴール・ソングの7曲目「求めないならあの人は・・・・」の訳詞がいい。
「求めないなら、あの人はえられます、手放せば来ます手もとに、
昼間に私が失くしたあの大切なもの
---それを見つけました暗い夜に。
見えもしない触れもしない、その人に向かって命を開き目覚めていなさい---」
今度タゴールの詩集を買おう。
このタゴール・ソングのライナーノーツは、桃山晴衣さんが書いている。
この方が謡う塵梁秘抄を聴くと中性の庶民の思いや生活がダイレクトに心に響く。
私は桃山晴衣さんが日本語で謡うタゴールソングを聴いてみたい。

moon:6.3七日月10枚の写真と簡単なコピーで自分だけのCMを作ることが出来るサイトを見つけました。
制作は、私の妻です。
少し起動するまでが重いですが面白いですよ。
みなさんも自分のCMを作られたら如何でしょうか?
※JavaScriptをONにするとflashブログパーツが表示されますエルクとサテに会いに来てね by pleromaさん
moon:27.0二十八日月私は大阪の下町、大阪城の東、城東区で生まれ育ちました。
路地と運河のある、また人情という言葉が生きていた町でした。
今では、大きなマンションが建ち、そこに住む人々も代替わりし、私を知っている人達は随分と少なくなりました。
下の写真は、私たちが城東運河と呼んだ場所です。
私の小さい頃、40年以上前、私はこの運河に浮かぶ一艘の船を見つけました。
それは、水上生活者の方の船でした。
船上に洗濯物と私と同じくらいの年の子供がいました。
今は船の往来もほとんど無い運河に変わってしまいました。
写真は運河を撮影した物ですが、モノクロームに仕上げて、当時の雰囲気を出して見ました。
映画「泥の川」の世界が私の子供のころには、リアルにありました。

moon:12.9十三夜太陽の光をプリズムに当て、屈折させると虹を作り出すことができる。
私たちは虹の色は七色だと、なぜか思いこんでいる。
しかし実際に虹を見ると、そこには、無限の色を感じることが出来る。
光りは、無限の色が混ざり合って透明になっているのだ。
もしかしたら、私たちの「思考、心」もプリズムと同じかもしれない。
本当は、世界は、一つで透明な美しい世界なのかもしれないのに、
私たちの「思考、心」を通過すると、複雑で混沌とした様相を表すのだ。
プリズムによって分解された光りを、もう一度プリズムに通すと、もとの光りに戻る。
今、私たちに必要なのは、この複雑で混沌とした世界を、もう一度、元の「全体で透明な光り」にもどすプリズムかもしれない。
では、そのプリズムとは何か?
現在の私には答える言葉がない。
写真は、愛犬のエルクとウォータトライアルの練習中に見た、琵琶湖に架かる虹

moon:10.6十日余の月理解しようと思っても理解出来ない本や教えはたくさんある。
門前まで行きながら、扉を叩きながら開かれない思想がある。
クリシュナムルティもその一人で、今まで何冊の本を買い、挫折してしてきたことか。
本棚を整理していて、ふっと手にした「自己の変容」は以前ほど私を排斥しない。
注意深く読んでいくと端々に思い当たることがある。
しかしこの本の内容、どこかで読んだことがある。
そうか、私の愛読書「シッタカブッタ」に書いてある内容と同じだ。
特に「ブッタとシッタカブッタ 3 なぁんでもないよ」に書かれていることとよく似ている。


クリシュナムルティの難解な言葉を漫画にするとこうなるのか!
「自分を変えるためにほんとうに必要なことは何か」と「自己の変容」の帯に書かれている。
「なぁんでもないよ」と「ブッタとシッタカブッタ 3」の表紙に書かれている。
本の内容や質が自分を変えるわけでもない。
どう読むか。何を知るか。
考え込む前に、
そうか、お茶でも飲もう。
moon:7.5弓張月(上弦)都会と田舎の間には何があるのだろうかとフッと思う。
海と陸との間には何があるのだろうかと考えてみる。
右手と左手の間には何があるのだろうか。
喜びと苦しみの間には何があるのだろうか。
笑顔と泣き顔の間には何があるのだろう。
きっと答えは、「今」なのだろう。
今あること以外には何もない。
では、どのようにすれば「今在ること」を感じることができるのだろう。
それは、「手放すこと」
解ってはいるけれど、手放すことはいつも苦しい。
写真は、東吉野村宝蔵寺のしだれ桜
桜は咲き続けることが出来ない。だから一際美しい。

moon:27.3二十八日月慌ただしいままに日を送っていると、気が付けばもう五月。
新緑が芽吹き、山々は精気に溢れている。
数十年前なら自転車で峠越えのプランを練っていたかもしれない。
昔の自転車を引っ張り出してきた。
グリスやオイル切れ、ゴム系統の交換などですぐに乗ることは難しそうだ。

また自転車に乗って旅をしてみたいと思った。
峠の頂上で、水筒からお茶を飲む自分を想像してみた。
汗ばんだ背中を吹き抜ける心地よい風。あの木の下で昼食にしよう。
おにぎりを二つほど食べれば、後は少し昼寝をしよう。
急ぐ旅ではないのだからと自分に言い聞かせる。
今度自転車で小さな峠を登ってみよう。
しかし、すぐには行けそうにないから、今日は、自転車を掃除しよう。数十年の錆を落とそう。
自転車のことを考えているとフッと萩原朔太郎の詩が思い出した。
五月は人を旅人にするようだ。
旅上
ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背廣をきて
きままなる旅にいでてみん。
汽車が山道をゆくとき
みづいろの窓によりかかりて
われひとりうれしきことをおもはむ
五月の朝のしののめ
うら若草のもえいづる心まかせに。
moon:9.9十日月陶淵明の「桃花源記」は、380年頃の話しで、理想の生活、理想の土地を美しい言葉で表現している。
彼の地では、争いがなく、差別がなく、動物たちは仲良く、貧しいが豊かな生活を送っている。
もちろんフィクションで、陶淵明の理想の土地だったのだろう。
吉野の山々も、4月になると花々に彩られ、ふもとの里は、一時「桃花源記」の様相を表す。

写真の道路は二つに分かれている。
どちらに行けば桃源郷があるのか?
どこまで行けば桃源郷はあるのか?
飲酒二十首で陶淵明は答える。
「心遠ければ地、自ずから偏なり」
心が世間や喧噪から遠く離れていれば、私の住みかは、自然に辺鄙な場所に変わるのだと。
まず心の桃源郷を求めよと、陶淵明は教えてくれる。

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