2007/3/28 水曜日

大安 投稿時の月齢:9.3  月名:十日月  潮汐:長潮 moon:9.3十日月

一陽来復

Filed under: 未分類 — nobu @ 20:25:48

日が長くなり、犬の散歩も暖かく、たそがれ時に歩くと、景色も変わってまた楽しい。

小さな公園の桜がちらほらと咲きかけていた。冬に力を蓄えた桜の蕾は、どことなく力強く、内側からエネルギーを発散させている感じがした。

易経に一陽来復ということばがあるが、「冬が終わって春になる意や、逆境・不運など よくない事が続いた後 ようやく幸運が向いて来る意にも用いられる」という意味のようだ。

夕暮れに桜の花を見ていると、なぜか優しい気持ちになれる。楽しいことが起こりそうな気がする。いつもより薄着で過ごせる嬉しさかもしれない。

一陽来復、桜の蕾を見ていてこの言葉を思い出した。

公園の桜

2007/3/26 月曜日

先負 投稿時の月齢:7.4  月名:弓張月(上弦)  潮汐:小潮 moon:7.4弓張月(上弦)

ゆきやなぎ

Filed under: 未分類 — nobu @ 22:20:00

東吉野村から大淀町へ引っ越して、犬達との散歩の風景も随分と変わった。

冷え込みの厳しい東吉野では、桜は、春の訪れを告げてくれる嬉しい花だ。

「あの山の麓の桜が一番に咲き、あの谷の桜が最後に咲く。そしてその頃には、ウグイが産卵する。だからあの桜をウグイつき桜と言うんだよ。」と老人が教えてくれた。

山に点々と咲く桜に混じってこぶしの花も咲く。私はここに居ますよというように、美しい花を咲かせる。

毎年同じように花が咲き、人は一つずつ老いてゆく。何も変わらないようで、すべてが変わっていく。

住宅街でも大淀町は自然が残っていて、散歩の道すがら誰が植えたのか、ゆきやなぎが咲いていた。

img_1483.jpg

早く花が咲けば良いのにと思い、咲けば散らないで欲しいと思う。

この矛盾した思いに、無常という言葉を重ねる。

最近は、咲く花よりも散る花に心が動く。

2007/3/24 土曜日

先勝 投稿時の月齢:4.5  月名:五日月  潮汐:中潮 moon:4.5五日月

春を待つ吉野山

Filed under: 未分類 — nobu @ 0:53:03

今日は、夕方から吉野町商工会で打ち合わせがあり、少し早く到着したので、花を待つ吉野山へと様子を見に行ってきました。

花見塚の近くから観た吉野山は、夕方の斜光が霞に反射し美しく輝いていました。

花を待つ吉野山

桜が咲き始めると多くの観光客で賑わい、地元に住む私は、混雑を避けて桜の季節に吉野山に登ったことがありません。

「これはこれはとばかり花の吉野山」
と貞室が読んだような吉野山を今年は観てみたいと思っています。

吉野で仕事をしていると林業をどのように活性化させるか、地元を元気にするにはどうすればいいのかという話をする機会が増えてきました。
なかなかに思うような答えを見いだせず、私も含め、各人各様に思案している状況です。

しかし本当に元気がないのは、林業や地方の経済ではなくて、私たち自身ではないのかと思うことがあります。

自分自身の元気のなさを林業の不振や、地元の地盤沈下の性にしているように感じるときもあります。

吉野には素晴らしい伝統や人々、暮らしがあります。一人一人の元気と分かち合う気持ちが、吉野を楽しくさせます。
まず人ありき。
経済の復興はそれからでも遅くないような気がしています。少し暢気でしょうか。

2007/3/19 月曜日

友引 投稿時の月齢:0.4  月名:新月  潮汐:大潮 moon:0.4新月

気分転換にスケッチを

Filed under: 未分類 — nobu @ 22:18:31

昔から字と絵が下手な私は、その恩恵でパソコンを使いこなせるようになった。
絵が描けない私は写真を習得し、そして習字の変わりにパソコンを使い仕事ができるまでになった。
欠点は時に長所を呼び込む。欠点を補うより、長所を伸ばすほうが楽で仕事に直結することもある。

しかし最近、山田雅夫さんの「スケッチは3分」という本と出会い少しスケッチに興味が涌いたスケッチは3分

身近にあるものを3分間で簡単にスケッチするという考え方が面白い。
山田雅夫さんが画家ではなく建築士を職業としており、話が論理的で面白い。
これなら私にもできそうだと思い、1週間ほど練習してみた。

スケッチ

上の絵は、3分ではなく10分程度はかかったけれど、下手ながら楽しい仕上がりになった。

これは、ヘタウマではなく、ヘタヘタな絵だけれど、少し気に入っている。

2007/3/17 土曜日

仏滅 投稿時の月齢:27.8  月名:二十八日月  潮汐:中潮 moon:27.8二十八日月

前衛的

Filed under: 未分類 — nobu @ 21:05:20

仕事の合間にCDをレンタルしに出かけた。

目的は、八代亜紀さんの「舟歌」。
映画「駅STATION」で、高倉健と賠償智恵子が二人でこの曲を聴くシーンが忘れがたくて、衝動的に聞きたくなったから。この映画の居酒屋のシーンほど心に切なく沁みる場面をあまり経験したことがない。
日本人であること、昭和を生きたこと、老いに向かっていることなど、刹那に人生を振り返ってしまう。

もう一つは、ケイコ・リーのあまり上手くは無いが、なぜか愛着の湧くボーカルを聞いてみたくなった。
この方の音楽は、最初つまらない感じがするが、聞き込むとゆっくりと好きになる不思議な魅力がある。

そして前衛的といわれている菊池成孔の「南米のエリザベス・テイラー」を借りた。
内容はまずまずで、前衛であろうとするが、時代がすでに前衛を凌駕しているが故に、前衛であることが出来ない歯がゆさがある。

このCDを聞いて、前衛という言葉がすでに死語であることを感じた。
前衛が時代の先端であったときに青春を過ごすことが出来た幸せを思った。

2007/3/13 火曜日

赤口 投稿時の月齢:23.9  月名:真夜中の月  潮汐:小潮 moon:23.9真夜中の月

ペルトを想う

Filed under: 未分類 — nobu @ 22:19:34

アルボ・ペルトと出会えたことは自分の人生で大きな意味を持つ。

私がこのエストニア出身の現代音楽家から与えられた感性と霊感は、祈りという言葉と共に深く心身に沁みていった。

静謐で深淵、祈りと慈しみに満ちたペルトの音が私を満たすとき、私は深く静かに自己の内面に降下する。誤解を恐れずに書けば、遥かな高みに降下するというイメージに近い。

2000年に発売された「アリーナ」というCDは、今までとは少し違うトーンを持ちながら、その完成度は高い。

静謐という言葉ではなく、「静けさ」という言葉がふさわしい。

一音一音が丁寧に表現され、場を静けさで満たしていく。

器に喩えれば、白磁より青磁の味わいに極めて近い。

ペルト: アリーナ

2007/3/7 水曜日

赤口 投稿時の月齢:16.9  月名:立待月  潮汐:大潮 moon:16.9立待月

妙好人

Filed under: 未分類 — nobu @ 0:30:20

ある方と「嘆異抄」の話をしていて、別れてから「妙好人」のお話をし忘れていた事に気づいた。

「妙好」とは、「白蓮華」を意味する言葉で、泥の中から美しい華を咲かせる蓮に例えて、清らかで美しい信心をもつ信徒を「妙好人」と呼ぶ。

浄土真宗の教えをとことん突き詰め、禅の言葉でいえば「悟り」を開いた人達の事である。

浄土真宗の信心世界の到達点であり、具現者である。

妙好人の記録は、江戸後期から明治に多く、職業も農民から船大工など一在家信徒である。

彼らの残した言葉は深く、もし機会があれば是非触れて頂きたいと思う。

何も修行をした出家や禅僧が悟るのではなく、本当の信仰の境地は、市井の人々によって具現されたことが「妙好人」を通じて知ることが出来る。

文字を読むことの出来ない百姓が、他力の信仰を深めていく過程で、素晴らしい境地に至る。これはどんな出家も学者が容易に至れる世界では無い。

最近相田みつおさんが脚光を浴び、よく似た言葉や書を目にする機会があるが、日本には、名も無き市井に優れた信仰者を生み出した歴史がある。

彼らの残した言葉は、どこまでも深くそして潔い。彼らは名もない人生をただ愚直に生きたに過ぎない。「愚直」今の私から最も遠い生き方のような気がする。

2007/3/3 土曜日

友引 投稿時の月齢:13.9  月名:待宵月  潮汐:大潮 moon:13.9待宵月

このときから私たちは諦め始めた

Filed under: 未分類 — nobu @ 22:19:30

運転中、AMラジオから映画「いちご白書」のテーマソング「サークルゲーム」が流れてきた。

バフィ・セント・メリーの歌声が切ない。

映画は、1986年のコロンビアの大学紛争が舞台だ。

大学紛争に少し乗り遅れた世代としては、小学校の時のテレビニュースでしか記憶に無いのだが、何故か切ない。
この時代を境に、私たちは何か大切なものを諦める習慣が身についたのかもしれない。
もっとも大切なものを諦め、その次に大切なものを求めだしたような気がする。

それにしてもバフィ・セント・メリーの歌声が切ない。この切なさは、私の好きなジョーン・バエズの歌声に似ている。

私はある時期、毎日のようにジョーン・バエズの歌声を聞いていた。バエズの声には「意志の力」がある。きっちりとしたメッセージをきっちりと伝えようとする思いの強さを感じる。

人々が世界を正そうとした、ほんのつかの間の時代、その時代の気分を歌声で表現したのがジョーン・バエズかもしれない。

久しく聞いていないので、amazonで調べてみると、もうほとんど手に入らなく成っている。

一度休みの日に、ゆっくりと聞いてみよう。時代の気分を思い出して。

そして、私たちが何を諦めたのかを考えながら。

ジョーン・バエズ

2007/3/2 金曜日

先勝 投稿時の月齢:12.1  月名:十三夜  潮汐:中潮 moon:12.1十三夜

傷の経過

Filed under: 未分類 — nobu @ 3:43:18

サランラップで「傷口を包んで直す」ということの経過報告です。

転んだのは、2月27日火曜日の朝、今日は3月1日木曜日で、記事を書いている時間が23:57分。
もう少しで3月2日です。

傷にはじゅくじゅくとした白い液体が染み出ていて、本来なら消毒したくなるところをグッとこらえて、サランラップを巻いていました。これは傷を乾燥ささないためです。そしてこの白いじゅくっとした液体が傷口を早く治してくれるのです。

先ほどお風呂に入ったのですが、傷が沁みることもありませんでした。治りは早く瘡蓋にも成らないようです。

擦り傷には、消毒という思い込みを捨てることで早く綺麗に直すことが出来そうです。

どんなことにも「思い込まない」ことは大切で、もう一度根拠もなく信じていることを検証してみる必要がありそうです。

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